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万葉集

そういえば万葉集をきちんと読み通したことがありません。
でも最初から読むときっと途中で飽きてしまいそうなので(じっさいに、何年か前に300首目ぐらいで挫折した)、万葉集関連本を再読しはじめました。で、有名な歌ですが、

風に散る花橘を袖に受けて君がみ跡と偲ひつるかも (1966)

とか、

夏野行く雄鹿の角の束の間も妹が心を忘れて思へや (502)

とか、

窓越しに月おし照りてあしひきの嵐吹く夜は君をしぞ思ふ (2679)

なんていいなあと。平明だし。
早速真ん中の歌で壁紙を作り始めました。梅雨明けまでに間に合うかしら。

立春も過ぎたので、ほんとうなら春の句を上げるべきところ、寒くってそんな気分になれませんでした。

見返るやいまは互に雪の人
 (太祇)

友と別れて振り返ってみれば、その姿ははや降る雪に紛れ、
自分もまた、雪の中の人となり。

たたずめば猶降る雪の夜路かな
 (几菫)

後から後から雪は降り、降り積む中をゆけばやがて己独り。
ただとめどなく雪は降る。

春はまだでしょうか。

年の暮

ともかくもあなたまかせの年の暮 (一茶)

今年一年、本当に色々ありました。
祖父が亡くなって、会社を辞めて、親知らずを抜いて、そしてクリスマスの日に入籍。名前も住所も変わらないので全く実感が湧きませんが、ともかくも旦那さんまかせの年の暮です。まだ親戚にも連絡していないけどいいのかな。まあいいか、歳末だし。式は来春、桜の頃です。これからもっと忙しくなりそうです。

こたつ

思ふ人の側へ割込む炬燵かな (一茶)

学生の頃、飲み会でトイレに立って帰ってくると、私の席にちゃっかり男子が座っていて、隣のかわいい女の子としゃべってた、なんてことがありました。一茶も抜け目なく、好きな彼女の横に入り込んだんでしょうね。ほほえましい図です。

闇汁

闇汁の杓子を逃げしものや何 (虚子)

闇汁は闇鍋とも言います。真っ暗な中、みんなが思い思いに持ち寄った具を鍋に入れて煮込み、探りながら食べるという全員が罰ゲームみたいな鍋パーティー。闇鍋なんててっきり昭和にできたもんだと思ってたら、高浜虚子の時代にはすでにあったんですねえ。

それにしても、おたまから逃げてったモノは一体何だったんでしょうね…怖いですねえ。真相は藪ならぬ闇汁の中に。

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