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あやめ草

昨日までよそに思ひし菖蒲草(あやめぐさ)今日我が宿のつまと見るかな (大中臣能宣)


今日は旧暦の五月五日、端午の節句です。菖蒲の節句とも言います。

ちなみにここでの「菖蒲」はアヤメとかハナショウブとは別物です。


平安時代頃には、根っ子ごと引っこ抜いてきた菖蒲で屋根を葺いたり、根っ子の長さを競ったり、葉を袖や枕に引き結んだりと、菖蒲が大活躍の日でした。葉に香気があるので、邪気を払うと考えられていたようです。今でも菖蒲湯に入ったりしますね。


◆訳:昨日まで無関係と思っていた菖蒲なのに、今日は親しみを覚えてしまうなあ

◆解説:「つま」には、菖蒲を葺く軒の端(つま)と、妻とを掛けています。‘気にもとめていなかった相手が今日は何だかとても素敵に見える’という恋の歌っぽく詠んでいるわけです。

◆参考文献:『拾遺和歌集 』『歌枕歌ことば辞典 』など

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