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麦の秋

麦の秋さびしき貌の狂女かな (蕪村)


麦というのは、秋ではなく五月中旬から七月頃に熟すんですね。なので、麦の秋とか麦秋とかいうと、この時季の事をさします。夏の風景の中でそこだけ黄熟した麦は一種異様で、狂気を孕んでいるようでもあります。そんな景色を見た蕪村には、狂女の中にある一片の正気が見てとれたのでしょうか。



畦道を行く子風押す麦の秋 (あげまき)


えー、鬼も十八番茶も出花。わたくし18の乙女の頃、某飲料会社の新俳句なるものに応募して見事?一番下の賞にひっかかった、思い出の句でございます。幼い頃に亡くした祖父が俳句をたしなんでいた事もあり、自分も詠めるんじゃないかと勘違いして、当時は自信満々だったんですが今見ると訳が分からない句です。だいいち、子どもが風を押すんだか風が子どもを押すんだか分からない。今見返して自分も分からない。実のところ、麦の秋という言葉を使ってみたかっただけなんですね。

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