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くちなし



今朝咲きし山梔子(くちなし)の又白きこと (星野立子)
くちなしの日に日に花のよごれつゝ (星野立子)

まだ雨脚の弱かった出勤前、お庭で一重のクチナシが真っ白に咲いていました。帰宅したら写真に撮ろうと楽しみにしていたのですが、夕方の強い雨にしおれてしまっていました。濁りない白ゆえにちょっとの傷みも目立つようで、地にも落ちず雨に打たれ続けたクチナシは、日が経つにつれ痛ましい姿となってゆきます。

あの強い香りは好き嫌いがありましょうが、私は好きです。湿気の多い夜に似つかわしい香りです。
実は黄色の染料として使われます。古典和歌では花としてではなくて、黄色い衣の染料として、また駄洒落から「口無し(返事をしない)」として詠まれることが多かったようです。

◆参考文献:『歌枕歌ことば辞典』など

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